福岡ホークス 遠征


2015.8.28

もう4年ぶりとなる、福岡でのホークス試合観戦。
振替休暇を利用し、そしてマイルを使用して飛行機で福岡に、向かう。

徳島福岡線に搭乗するのは、今回初めて。




SAAB 340B

ターボプロップエンジン2基搭載。
少し調べてもまだ仕組みの違いが、理解できない。

いわゆるレシプロエンジン、シリンダーとピストンがある。
確かゼロ戦とかは、そうだった。

ミリタリーマニアではないが、大空を駆け巡るゼロ戦の雄姿に、思いを馳せた記憶がある。
毎度だが坂井三郎の著書、「大空のサムライ」、に起因する。




いわゆる、疑似体験。
パイロットごっこ、というやつだ。




空港を西方向に離陸し、機体は左バンク、時計と反対方向に旋回し、紀伊水道に出る。
普段はわからないが、眉山は、独立峰。

いつも思うが、よくもまあ、眉山を残した。
神戸や横浜のように、山を段々畑のようにして建物を這わせることも、できた。

ある街のなかにすぐ、山があり、河があり、そして海がある。
この高度で俯瞰する徳島市は、とても愛おしい。




機体は徳島の海岸沿いを、那賀川あたりまで南下し、そして北西に向きを変え、福岡を目指す。
どしてこんな航路になるのだろう。
はっきりいえば、無駄なのだが。




もいっかい、こんな角度で眉山を俯瞰。
西の眉山カントリーが、傷跡のかさぶたに見える。

ゴルフコースを俯瞰するといつも、ゴルジ体を思い出す。

プロペラ機は西進し、讃岐山脈を越える。




香川の番の洲、1988年、初めて高松で一人暮らしを始めた時、瀬戸大橋は開通した。
ふと考えると、どうや過去のこびりついた思い出を、爪でコリコリはがして眺める作業が大半を占める。




多島海の瀬戸内海。
飛び込んでくる情報量が、多すぎる。

もう既にこの旅程が、目的化している。
いま、いまなんだよ、いいのは。

ということで、福岡に到着。




福岡空港があまりにも市街の真ん中にあるもので、高い建築物を建てることができない。
結果、建築物にある種の規則性が発生し、リズム感が生まれる。

みんなが規制ギリギリを狙うゆえ、結果いい全体像が発生する。
少々福岡に対する思い入れが、過剰かもしれないが。




空港から地下鉄で博多に移動、ラーメン一蘭を目指す。
やはり身体が覚えているんですね、速く行くにはこのポジション、この場所、ここで降りたら目の前にエスカレーター。

でも、なんでそんなに急ぐのかといわれれば、回答は無いけど。




10時50分には一蘭到着。
で、なにを儲けたのか。

道程に無駄はほとんど、なかった。




一蘭の思う壺。
悔しいが、美味しい。

このHotな刺激っていうのは、習慣性に訴える。
一種の、麻薬。




改めて今回の旅行の意味を正す。
そう、ホークスの、応援。

ちなみにライザップは、胡散臭い。




福岡にもありました、国体道路。
でも目指すのはそれじゃありません。

太宰府。

中学の修学旅行で行ったはずなのに、記憶がほとんどない。
何だったんだ、修学旅行って。




とても海外観光客が、多い。
わからないので、意味が分からないので、単なるノイズ。

それはわたしの、スキル不足でもある。

が、とても、やかましい。
鼓膜に突き刺さる破裂音。

でも有難いお客さん。


お客様は、神様です。




司馬遼太郎の記述を引用すれば神道の本質は、清らかであることに尽きる。
奥に山があって、手前に建物があって、そこに人が、集まる。

手を洗い、口をすすぐ。
もしかすると神道って、言えば公衆道徳、なのかもしれない。

高温多湿の場所で、人に害を及ぼす菌を、出来るだけ発生させない。
そんなカスタムが、神道なのでは。


最近、靖国神社周辺の騒ぎがとても、胡散臭く思える。
落ち着け。




失物は出ず、転居は、待て。
人間は言葉に右往左往する。




大宰府を後にし、天神に向かう。
天神って、菅原道真という、人間なんだ。
たかが。

京都がなんなんだ。
いいじゃないか、福岡が中心だって。

でもそこは実利を選ぶんだろうな。
博多。

いいなあ、福岡。




で突然情報を得、到着した天ぷらひらお。
この行列は、つらい。

あっさり、諦める。

たまたま見つけた天神の立ち飲み屋に、立ち寄る。




角打ち、ちゅうやつ。
天神の立ち飲み屋に、ちょっと躊躇しながら、入る。




何が目的かといえば、飲むこと。
できるだけ、安く。




13時過ぎ、ファッキンドリンキン。
大脳皮質をゆっくりと、麻痺させる。

酒はかろうじて、その存在を許されている。
スピード感が、文化で許されているのだろう。

緯度が高くなると、体重が重くなる。
生命維持に、有利だから。

熊は赤道では小さく、極で、大きい。




やたらスマホの電源が、減る。
街歩きに情報をグリグリ探せば、結果そうなる。

で、あの太陽発電パネル群が、嫌いだ。
無駄に地面を占拠して、結果僅かな電力しか、生まない。

アリバイ作りだけだ。




人口が百万を超えると、いろいろ、ある。
ティッシュなんて、ぜんぶ道でくばってる、よ。




で、博物館に辿り着いたころには、正直くたくた。
やはり基礎体力は、重要ですな。




突然の雨に雨宿り。
待つしか、ない。

この待つ、という行為がとても、難しい。




ちょいと雨あがり、ヤフオクドームに、歩く。
足元が、濡れている。

前に進む靴が、もどかしい。




天候に関係なく試合が、始まる。
これはとても、幸せなことだ。




結果を記せば、負け。
そうとうの、負け。

分岐点とならねばいいのだが。



ファイターズ頑張る。
油断させない、その心意気や、よし。

などと余裕の言葉がどこまで続くのか。




明日勝てばいい、それだけだ。


今回購入したニコンP900を携行。
どうもカバンから出し辛かったのだが、9回、席が開いてきたので移動し、カメラを使用しました。




4番に復帰している内川、復調気味。
3割に乗せることができるか。




移籍してきた川島、1番を打つ。
なかなか渋い仕事をする。




今宮、素晴しい守備力を持つが、今年は出番が少ない。
ショートに常時置きたいが、打撃の確実性が、ネック。
頑張れ。




今年から出来たホームランテラス。
いわゆるラッキーゾーン。
両刃の刃だが、ホークスにはプラスに働いている。

イ・デホ、柳田、松田の3人がホームラン30本を超えそうだ。
特に柳田のトリプル3が待ち遠しい。




最終的に試合を壊した、嘉弥真。
なんでこの点差で、ボールが先行するんだ。
結果、アホの中田に打たれてしまう。

打たれるなよ、あんなアホに。

興奮してしまった。
失礼しました。


明日は朝の便で徳島に、飛ぶ。
敗戦にうなだれながら、カプセルホテルに戻る。


博多駅前のカプセルホテル、キャビナス福岡。
愛用しています。

大浴場で汗を落とし、レストランでビールを、ヤる。








全体的にすこし値段は高いが、揚げたてのキスの天婦羅と、だし巻き玉子が、んまい。
いつもオーダーしていたニンニクの丸揚げが、無くなっている。




約4年前に撮影した、その写真。

これこれ、これが美味しかった。
ホクホク感と、滋味、塩をちょいとつけ口中に放り込んでビールで、流す。

残念。

明日の朝も早いので、この辺で、寝ます。


久しぶりの福岡、予想外に、良かった。
福岡は、いいなあ。

住もかな、福岡に。
でも現実的に、難しいわな。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。


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